PTA改革事例 ~コロナ禍でも活動を止めない~

足立区立大谷田小学校PTAでは、コロナ禍に直面し、従来の方法での活動が難しくなったことで、活動そのものを再検討。感染対策を取りながら、無理なく、子供も大人も楽しめるイベントを多数企画し、成功させてきました。”コロナ禍でも活動を止めない” パワーとアイデアにあふれた三枝孝次会長にお話を伺いました。

まずは、優良PTA文部科学大臣表彰受賞おめでとうございます。
ー ありがとうございます。コロナ禍でも活動を止めずに頑張ってきたことが評価され、嬉しく思います。活動内容を学校のブログで紹介していただいたり、子供たちからも、感謝の手紙や、卒業生保護者から心温まる寄せ書きをいただいたりしました。コロナ禍でも工夫すればできることがあると、保護者の後ろ姿を通して子供たちに伝えることができたのではないかと思います。

コロナ前と比べて、活動の内容はどのように変わりましたか?
ー できる限りの活動を維持し、子供たちや保護者の皆さんに楽しんでもらいたいたいと思いました。従来の活動の代替として、活動可能な内容に変更したイベントがいくつかありました。例えば昨年度のPTA卓球大会。保護者が学年対抗で行う形式でしたが、再検討の後、親子卓球教室に内容を変更し、密を避けるために2回に分けて開催しました。試行錯誤の連続でしたが、参加者の反応も良く、頑張った甲斐がありました。
地域合同清掃活動も開催が困難だったため、大谷田小単独での環境浄化活動を工夫して企画。「通学路大探検!」をテーマに学区域を親子で清掃しました。また、各種イベントが中止となってしまった6年生向けに親子レクリエーションを新たに企画したり、家で過ごす時間が増えたことを生かす形で、親子が応募できる企画(川柳・絵画など)を新規で立ち上げたりし、コロナ禍でも笑顔の耐えない活動を展開することができました。

コロナ禍でも続けたことは?
ー PTA総会や定例会は、広い体育館の利用や、Zoomを活用して開催するなどの工夫をしました。周囲と話し合いを重ねて、どうすればイベントを実施できるか協議し、可能な限り実現させてきました。
また、行動制限がある期間でも、例年通り漢字検定の準会場として学校を使用できるようにPTAで準備し、子供たちの受験機会を確保。校長先生からも感謝の言葉をいただき、学校のブログでも紹介してくださいました。
それから、朝の交通安全見守り・資源回収活動・ベルマーク収集・放課後の学区域パトロール・広報紙発行等の、ベースとなる活動は続けたことも加えさせて頂きます。
活動事例は学校とPTAが連携して、それぞれブログなどで積極的に発信しています。自校事例が他校の参考になればと、足立区立小学校PTA連合会の会長会で講師となって説明したり、東京都小学校PTA協議会主催のミーティングで紹介したりし、情報を発信しています。

活動で心がけていることは?
ー PTA活動は「パッと(P)、楽しく(T)、明るい(A)」がモットー。子供たちだけでなく、保護者も楽しめ、活動を通じて成長できるようなものになるよう心がけています。コロナ禍でも子供たちとの楽しい思い出が増やせるよう、常にアンテナを張り巡らせて状況を判断しています。

今後の課題や目標は?
ー 「おおやたおやじの会」の立ち上げを提案し、活動を開始、動き出しています。PTA本部と連携し、より活動の幅が広がることを期待しています。また、ポストコロナ以降の地域とのつながりや情報共有についても考えなければならない時期にきていると感じています。
5年間会長を務めましたが、会長は今年度で最後です。今後も、役員さんたちがそれぞれの得意分野を生かして、自由に、楽しみながらPTA活動を盛り上げていってほしいですね。