第6回 子育て支援勉強会を開催しました

11月30日(土)、東京都教職員研修センターで都小P自主事業「第6回子育て支援勉強会」が開催されました。今回は「学力向上:東京都の取組について」、「自転車の安全な利用について」の2つについて、東京都と警視庁の取り組みをお聞きしました。

■「学力調査の結果と家庭での活用について」
講師:東京都教育庁指導部主任指導主事 平井邦明氏

今年度の全国学力調査結果を基に、東京都の子供たちは全国学力調査の上位県(秋田県)の子供と比較して、テストで間違えた問題についてあまり復習をしていないという傾向を指摘。また、通塾している子供の割合は全国平均より高く、学校の勉強より進んだ内容等に取り組んでいる子供も多いため、本当の理解がされないまま「前のめりで、後ろをきちんと押さえないタイプ」と表現されました。当り前ですが、復習は一番大切な学習です。特に算数などの積み上げ型の教科は、理解できない箇所をそのままにしておくと、どんどん分からなくなり、授業中も「教室にいるだけ」になってしまうことも。
東京都では学びの基礎を徹底する取り組みの一つとして、東京ベーシック・ドリルを作成中。小学校四年生までの内容が理解できれば、それ以降はクリアしていけるそうで、小学校四年生での4教科の基礎的な内容について苦手な箇所を把握しながら取り組めるドリルとのことです。
授業については、多くの小学校で取り入れている習熟度別指導を一層効果的なものにするなど、個に応じたしっかりと分かる指導を充実させていく方針であると説明してくださいました。
 
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■「自転車の安全な利用について」
講師:警視庁犯罪抑止対策本部 松浦英文氏

自転車事故の現状と交通ルールやマナーについてお話しがありました。
自転車は原則車道を走行するように定められていますが、以下の場合は、歩行者を優先として歩道を走ってもいいそうです。
○13歳未満の子供や70歳以上の高齢者や身体の不自由な人 
○「普通自転車歩道通行可」の標識があるとき(都内では6割位が走れるようになっている) 
○車道の状況により危険を感じた時
自転車事故による高額賠償事例もあるので、保険への加入をお勧めします。
また、禁止事項を破ると、場合によっては、自転車の場合、赤いキップを切られてしまうそうです。こうなると区検察庁に出頭しなければなりません。特に以下の場合は、危険なので、警告なしに赤キップを切るということです。
○ブレーキのない自転車 
○酒酔い運転
○遮断踏み切りの立ち入り
保護者の皆さんは、子供の行動範囲を一緒に回り、その場でなぜそうするのか理解できるように教えてあげてくださいと、強調されていました。子供たちは見ています。保護者の方が、しっかりとお手本を示してください。
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講師のお2人は、それぞれ教員、白バイ警官であったとのことで、現場を知る方々ならではの貴重なご意見を交えてのお話を聴くことができました。

カテゴリー: シンポジウム・講演・内覧会・研修会 — kouhou 06:41