第15回 全国学校飼育動物研究大会に参加しました

現在は大ペットブームといわれています。子どもには動物の飼育を通しての成長を願うものの、ブームを支えているのは子どものいる家庭ではなく、子育てを終えた世代なのだそうです。
アニマル・セラピーという言葉も定着し、大人たちはペットを飼う事の素晴らしさを知っており、子どもは動物が大好きなのに、子どものいる家庭では驚くほど飼育数が少ないのが現状です。
また、教師は、動物飼育による高い可能性を知っていますし、学校でも動植物の飼育栽培が学習指導要領に明記してあっても、動物飼育に取り組むのは少数派となっているようです。
この「家庭での飼育体験不足」、「学校での取り組みの難しさ(飼育活動の負担感、動物飼育の専門知識不足など)」という課題に対しては、学校・保護者・獣医師、そして動物愛護団体や、地域の支援、協力が必要です。

第15回全国学校飼育動物研究大会には、沖縄から北海道までの全国から211名が参加し、8月25日、東京大学の弥生講堂一条ホールで開催されました。
主催者の全国学校飼育動物研究会は、教師・獣医師が主な委員となり運営されています。
10年目を迎えた現在では、獣医師の方は継続して活動支援を行っている一方で、先生の方は、担当学年の移動などで継続性がないという問題を抱えているようでした。
また獣医師会が学校動物飼育支援を行っている自治体は、23年度で全国の市区町村数の50%程で、東京都では、事業委託している自治体が7区10市のみという状況だということです。
研究大会での口頭発表とパネル発表の9校の例では、動物ふれあい教室・土日親子飼育ボランティア・ふれあいストリート・室内飼育・不登校児の動物
飼育による好転例など、学校・獣医師・保護者の協力が実を結んだ羨ましい事例が紹介され、パネルディスカッションも盛況でした。

足立区立の小学校に通う娘の校庭にも飼育小屋があり、二羽のウサギが飼育されております。
名前を呼ぶと、ピョンピョンと駆け寄ってくれ、その愛らしさに癒されておりますが、時折、水も餌も干草もなく、掃除もされず、ひどい状態になっている事があり心を痛めておりました。
この研究大会に参加して、親子ボランティアを提案しよう、という勇気をもらうことができました。

この研究会のご尽力に敬意を表するとともに、更なるご発展を心よりお祈り申しあげます。
この研究会の様子は、下記のホームページでもご覧いただけます。

「学校飼育動物を考えるページ」
http://www.vets.ne.jp/~school/pets/
「全国学校飼育動物研究会」
http://www.vets.ne.jp/~school/pets/siikukenkyukai.htm

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カテゴリー: 関連団体情報 — kouhou 22:08